第03課 純真な衣
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작성자 김형수 작성일11-04-08 09:48 조회3,109회 댓글0건첨부파일
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第03課 純真な衣
暗唱聖句
【口語訳】 創 1:27 神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された。
【新共同訳】 創 1:27 神は御自分にかたどって人を創造された。神にかたどって創造された。男と女に創造された。
【新改訳改訂第3版】 創 1:27 神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。
【リビング・バイブル】 創 1:27 このように、人間は、天地を造った神様に似た者として造られました。
<NKJV> Gen 1:27 So God created man in His own image; in the image of God He created him; male and female He created them.
<KJV> Gen 1:27 So God created man in his own image, in the image of God created he him; male and female created he them.
<NIV> Gen 1:27 So God created man in his own image, / in the image of God he created him; / male and female he created them.
<TEV> Gen 1:27 So God created human beings, making them to be like himself. He created them male and female,
J-ばいぶるHEBREW 原書講読画面Gen 1:27
~l,c,B. Aml.c;B. ~d'a'h'-ta, ~yhil{a/ ar'b.YIw:
hb'qen>W rk'z" Atao ar'B' ~yhil{a/
~t'ao ar'B'
tae arB hb'qen> w rk'z" tae arB ~yhil{a/ ~l,c, B ~l,c, B ~d'a' h tae ~yhil{a/ arB w
1> w (接続詞) @PcN [51275] <10012> …と…
2> arB (動詞Qal継続waw3男単) @vqw3msN [54] <1254> 創造する,形づくる,切り出す,太らせる
3> ~yhil{a/ (普通名詞男複) @ncmpN [2602] <430> 神,神々,
4> tae (定目的語記号) @PoN [11873] <853> 目的格記号
5> h (冠詞) @PaN [24215] <10009> (冠詞)
6> ~d'a' (普通名詞男単) @ncmsN [563] <120> 人
7> B (前置詞) @PpN [15799] <10007> 中,(理由,代価,手段,場所,時の)で
8> ~l,c, (普通名詞男単合成形接尾辞3男単) @ncmscX3msN [17] <6754> 像,偶像,彫像,似姿,空っぽ
9> B (前置詞) @PpN [15799] <10007> 中,(理由,代価,手段,場所,時の)で
10> ~l,c, (普通名詞男単) @ncmsN [17] <6754> 像,偶像,彫像,似姿,空っぽ
11> ~yhil{a/ (普通名詞男複) @ncmpN [2602] <430> 神,神々,
12> arB (動詞Qal完3男単) @vqp3msN [54] <1254> 創造する,形づくる,切り出す,太らせる
13> tae (定目的語記号接尾辞3男単) @PoX3msN [11873] <853> 目的格記号
14> rk'z" (普通名詞男単) @ncmsN [82] <2145> 雄,男
15> w (接続詞) @PcN [51275] <10012> …と…
16> hb'qen> (普通名詞女単) @ncfsN [22] <5347> 女,女の子,雌
17> arB (動詞Qal完3男単) @vqp3msN [54] <1254> 創造する,形づくる,切り出す,太らせる
18> tae (定目的語記号接尾辞3男複) @PoX3mpN [11873] <853> 目的格記号
安息日午後 今週のテーマ
参考 (三省堂「大辞林 第二版」より)
(国語)しょくもつ-れんさ5【食物連鎖】
自然界における食うものと食われるものとの一連の関係。A という生物が B に、B が C に、C が D に捕食される場合、A→B→C→D のように示す。連鎖の数は四か五が普通。
日曜日 始めの日々
問1
【口語訳】 創 [ 2章 ]
2:1 こうして天と地と、その万象とが完成した。 2:2 神は第七日にその作業を終えられた。すなわち、そのすべての作業を終って第七日に休まれた。 2:3 神はその第七日を祝福して、これを聖別された。神がこの日に、そのすべての創造のわざを終って休まれたからである。 2:4 これが天地創造の由来である。主なる神が地と天とを造られた時、 2:5 地にはまだ野の木もなく、また野の草もはえていなかった。主なる神が地に雨を降らせず、また土を耕す人もなかったからである。 2:6 しかし地から泉がわきあがって土の全面を潤していた。 2:7 主なる神は土のちりで人を造り、命の息をその鼻に吹きいれられた。そこで人は生きた者となった。 2:8 主なる神は東のかた、エデンに一つの園を設けて、その造った人をそこに置かれた。 2:9 また主なる神は、見て美しく、食べるに良いすべての木を土からはえさせ、更に園の中央に命の木と、善悪を知る木とをはえさせられた。 2:10 また一つの川がエデンから流れ出て園を潤し、そこから分れて四つの川となった。 2:11 その第一の名はピソンといい、金のあるハビラの全地をめぐるもので、 2:12 その地の金は良く、またそこはブドラクと、しまめのうとを産した。 2:13 第二の川の名はギホンといい、クシの全地をめぐるもの。 2:14 第三の川の名はヒデケルといい、アッスリヤの東を流れるもの。第四の川はユフラテである。 2:15 主なる神は人を連れて行ってエデンの園に置き、これを耕させ、これを守らせられた。 2:16 主なる神はその人に命じて言われた、「あなたは園のどの木からでも心のままに取って食べてよろしい。 2:17 しかし善悪を知る木からは取って食べてはならない。それを取って食べると、きっと死ぬであろう」。 2:18 また主なる神は言われた、「人がひとりでいるのは良くない。彼のために、ふさわしい助け手を造ろう」。 2:19 そして主なる神は野のすべての獣と、空のすべての鳥とを土で造り、人のところへ連れてきて、彼がそれにどんな名をつけるかを見られた。人がすべて生き物に与える名は、その名となるのであった。 2:20 それで人は、すべての家畜と、空の鳥と、野のすべての獣とに名をつけたが、人にはふさわしい助け手が見つからなかった。 2:21 そこで主なる神は人を深く眠らせ、眠った時に、そのあばら骨の一つを取って、その所を肉でふさがれた。 2:22 主なる神は人から取ったあばら骨でひとりの女を造り、人のところへ連れてこられた。 2:23 そのとき、人は言った。「これこそ、ついにわたしの骨の骨、/わたしの肉の肉。男から取ったものだから、/これを女と名づけよう」。 2:24 それで人はその父と母を離れて、妻と結び合い、一体となるのである。 2:25 人とその妻とは、ふたりとも裸であったが、恥ずかしいとは思わなかった。
【新共同訳】 創 [ 2章 ]
2:1 天地万物は完成された。 2:2 第七の日に、神は御自分の仕事を完成され、第七の日に、神は御自分の仕事を離れ、安息なさった。 2:3 この日に神はすべての創造の仕事を離れ、安息なさったので、第七の日を神は祝福し、聖別された。 2:4 これが天地創造の由来である。主なる神が地と天を造られたとき、 2:5 地上にはまだ野の木も、野の草も生えていなかった。主なる神が地上に雨をお送りにならなかったからである。また土を耕す人もいなかった。 2:6 しかし、水が地下から湧き出て、土の面をすべて潤した。 2:7 主なる神は、土(アダマ)の塵で人(アダム)を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。人はこうして生きる者となった。 2:8 主なる神は、東の方のエデンに園を設け、自ら形づくった人をそこに置かれた。 2:9 主なる神は、見るからに好ましく、食べるに良いものをもたらすあらゆる木を地に生えいでさせ、また園の中央には、命の木と善悪の知識の木を生えいでさせられた。 2:10 エデンから一つの川が流れ出ていた。園を潤し、そこで分かれて、四つの川となっていた。 2:11 第一の川の名はピションで、金を産出するハビラ地方全域を巡っていた。 2:12 その金は良質であり、そこではまた、琥珀の類やラピス・ラズリも産出した。 2:13 第二の川の名はギホンで、クシュ地方全域を巡っていた。 2:14 第三の川の名はチグリスで、アシュルの東の方を流れており、第四の川はユーフラテスであった。 2:15 主なる神は人を連れて来て、エデンの園に住まわせ、人がそこを耕し、守るようにされた。 2:16 主なる神は人に命じて言われた。「園のすべての木から取って食べなさい。 2:17 ただし、善悪の知識の木からは、決して食べてはならない。食べると必ず死んでしまう。」 2:18 主なる神は言われた。「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう。」 2:19 主なる神は、野のあらゆる獣、空のあらゆる鳥を土で形づくり、人のところへ持って来て、人がそれぞれをどう呼ぶか見ておられた。人が呼ぶと、それはすべて、生き物の名となった。 2:20 人はあらゆる家畜、空の鳥、野のあらゆる獣に名を付けたが、自分に合う助ける者は見つけることができなかった。 2:21 主なる神はそこで、人を深い眠りに落とされた。人が眠り込むと、あばら骨の一部を抜き取り、その跡を肉でふさがれた。 2:22 そして、人から抜き取ったあばら骨で女を造り上げられた。主なる神が彼女を人のところへ連れて来られると、 2:23 人は言った。「ついに、これこそ/わたしの骨の骨/わたしの肉の肉。これをこそ、女(イシャー)と呼ぼう/まさに、男(イシュ)から取られたものだから。」 2:24 こういうわけで、男は父母を離れて女と結ばれ、二人は一体となる。 2:25 人と妻は二人とも裸であったが、恥ずかしがりはしなかった。
【新改訳改訂第3版】 創 [ 2章 ]
2:1 こうして、天と地とそのすべての万象が完成された。 2:2 神は第七日目に、なさっていたわざの完成を告げられた。すなわち第七日目に、なさっていたすべてのわざを休まれた。 2:3 神は第七日目を祝福し、この日を聖であるとされた。それは、その日に、神がなさっていたすべての創造のわざを休まれたからである。 2:4 これは天と地が創造されたときの経緯である。神である【主】が地と天を造られたとき、 2:5 地には、まだ一本の野の灌木もなく、まだ一本の野の草も芽を出していなかった。それは、神である【主】が地上に雨を降らせず、土地を耕す人もいなかったからである。 2:6 ただ、水が地から湧き出て、土地の全面を潤していた。 2:7 神である【主】は土地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。そこで人は生きものとなった。 2:8 神である【主】は東の方エデンに園を設け、そこに主の形造った人を置かれた。 2:9 神である【主】は、その土地から、見るからに好ましく食べるのに良いすべての木を生えさせた。園の中央には、いのちの木、それから善悪の知識の木を生えさせた。 2:10 一つの川が、この園を潤すため、エデンから出ており、そこから分かれて、四つの源となっていた。 2:11 第一のものの名はピション。それはハビラの全土を巡って流れる。そこには金があった。 2:12 その地の金は、良質で、また、そこにはベドラハとしまめのうもあった。 2:13 第二の川の名はギホン。それはクシュの全土を巡って流れる。 2:14 第三の川の名はティグリス。それはアシュルの東を流れる。第四の川、それはユーフラテスである。 2:15 神である【主】は人を取り、エデンの園に置き、そこを耕させ、またそこを守らせた。 2:16 神である【主】は人に命じて仰せられた。「あなたは、園のどの木からでも思いのまま食べてよい。 2:17 しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるとき、あなたは必ず死ぬ。」 2:18 神である【主】は仰せられた。「人が、ひとりでいるのは良くない。わたしは彼のために、彼にふさわしい助け手を造ろう。」 2:19 神である【主】は土からあらゆる野の獣と、あらゆる空の鳥を形造り、それにどんな名を彼がつけるかを見るために、人のところに連れて来られた。人が生き物につける名はみな、それがその名となった。 2:20 人はすべての家畜、空の鳥、野のあらゆる獣に名をつけた。しかし人には、ふさわしい助け手が見つからなかった。 2:21 神である【主】は深い眠りをその人に下されたので、彼は眠った。そして、彼のあばら骨の一つを取り、そのところの肉をふさがれた。 2:22 神である【主】は、人から取ったあばら骨をひとりの女に造り上げ、その女を人のところに連れて来られた。 2:23 人は言った。「これこそ、今や、私の骨からの骨、私の肉からの肉。これを女と名づけよう。これは男から取られたのだから。」 2:24 それゆえ男はその父母を離れ、妻と結び合い、ふたりは一体となるのである。 2:25 人とその妻は、ふたりとも裸であったが、互いに恥ずかしいと思わなかった。
【リビング・バイブル】 創 [ 2章 ]
2:1 ついに全世界は完全にでき上がりました。 2:2 何もかも造り終えると、神様は七日目には仕事を休み、 2:3 この日を祝福して、聖なる日と定めました。 この日に天地創造の働きが完了したからです。 2:4 ところで、神様が全世界を造った時のいきさつは、次のとおりです。 2:5 初めのうち、地には穀物はおろか、一本の植物さえ生えていませんでした。 神様が雨を降らせなかったからです。 それに、土地を耕す人もいませんでした。 2:6 しかし、地のあちこちから泉がわき出て、全地を潤していました。 2:7 やがて神様が人間を造る時がきました。 まず、地のちりで体を造り上げ、それにいのちの息を吹き込んだのです。 そこで人は、生きた人格をもつ者となりました。 2:8 それから神様は、東の方のエデンに園をつくり、そこに人を住まわせました。 2:9 園には、あらゆる種類の美しい木が植えられています。 どれもこれも、おいしい実をつける木ばかりです。 園の中央には、「いのちの木」と、「善悪を判断する力のつく木」とがありました。 2:10 さて、エデンの地からは一つの川が流れ出て園を潤し、それはやがて四つの流れに分かれるのでした。 2:11 -12その一つピション川は、ハビラ地方全域を蛇行していました。 その地方からは、純度の高い金と美しいブドラフ(香りのよい樹脂を出す木)や、しまめのうが採れます。 2:13 第二の川はギホンと呼ばれ、クシュの全域を流れる川です。 2:14 第三がティグリス川で、アシュルの町の東側を流れていました。 そして第四がユーフラテス川です。 2:15 神様は、人をエデンの園の番人にし、その管理を任せました。 2:16 -17ただし、一つだけきびしい注意がありました。 「園の果物はどれでも食べてかまわない。 だが『善悪を判断する力のつく木』の実だけは絶対にいけない。 それを食べると、正しいこととまちがったこと、よいことと悪いことの区別について、自分勝手な判断を下すようになるからだ。そんなことになったら、必ず死ぬ。」 2:18 ところで、神様はこう考えました。 「どうも人が一人でいるのはよくない。 彼を助ける者がいなくては。」 2:19 -20そこで、土からあらゆる種類の動物と鳥を造り、アダムのところへ連れて来て、名前をつけさせました。 それぞれみな、アダムがつけたとおりの名前をもらいましたが、アダムの助けになるようなものは見あたりません。 2:21 そこでアダムをぐっすり眠らせ、その体から肋骨を一本取り出すことにしました。 取ったあとをきちんとふさぐと、2:22 その骨で女を造り、彼のところへ連れて来ました。 2:23 「ああ、これならぴったりです!」 アダムは思わず叫びました。 「まさに私の半身です。 そうだ、『男』から造ったのだから、『女』と呼ぶことにしますよ(一種の語呂合わせ。ヘブル語では男をイーシュ、女をイシャーと言う)。」 2:24 人が両親のもとを離れて妻と結ばれ、二人が一体となるのは、こうした背景があるからです。 2:25 ところで、この時にはまだ、二人とも裸でした。 それでも別に気まずい思いもせず、恥ずかしくもありませんでした。
注解 (聖書の達人2008聖書注解)
第7日(2:1‐4).神は天地万物を6日間で造り終え(出20:11),第7日目を創造のみわざの完成記念日として祝福し,聖なるものとされた.神の休みは神のみわざの完成を意味し,みわざの完成は救いの完成を暗示する.安息日制定の根拠として,神の創造のみわざ(出20:11)と同時に神の救いのみわざとしての出エジプト(申5:15)が挙げられているのは,大変示唆に富んでいる.更にヘブ3:7‐4:13では,天国での至福を示す語「神の安息」が第7日目の神の休みに基づいて説明されている(ヘブ4:4).7日目の神の休みは預言的な意味合いを担っており,この意味で第7日目は神による天地万物の創造の大団円と言えよう 創造の日については,24時間説,長期間説,枠組み説(創造を6つに区切る1つの枠に収めて表現し,その1つの区切りを「日」とした),啓示の日説(7日間にわたって,それぞれの日に記されているような創造のみわざが啓示された)等色々あるが,啓示に際し,普通は24時間を表す「日」という言葉が与えられたこと,しかしそれによって表現されている事柄は普通のことではないことに注意すべきであろう.日を簡単に長期間を表すとすることは出来ないが,必ずしも24時間にしなければならないわけでもなく,太陽が造られる前と後では,同じ言葉ではあっても「日」の意味が異なる可能性は大いにある 2:4は天地創造(1:1‐2:4)の結語になっていると同時に,人間の創造(2:4‐25)の緒言になっており,創造の記事の前半と後半を結び付ける働きをしていると考えられる.1‐2章に2つの異なった創造物語があるのではなく,後半では,前半の天地創造の第6日目の人間の創造(1:26‐30)に焦点を合せ詳述しているのである 5‐6節は恐らく1:9‐10の後の状態であろう.4節の「地」は天の下のすべてのものを指すが,5節の〈地〉は地の「かわいた所」(1:9‐10)すなわち陸地を指す.天地創造の記事を前提としての表現なので,容易に理解出来るはずである〈耕す人もいなかった〉(5).1:26‐27を前提としての表現.この部分の関心が最初から人にあったことを如実に示す.また,これは15節の伏線になっている.〈霧〉(6)は欄外注の「地下水」のほうが好ましい.6節はエデンの園が置かれる豊かな環境を暗示する 人は土地のちりで形造られ,その鼻に神により〈いのちの息〉が吹き込まれ〈生きもの〉となった(7).人は〈生きもの〉であることに関しては,海の魚や動物,空の鳥,地の動物などと同じだが(1:20‐21,24,28等),〈いのちの息〉が神により直接吹き込まれたことにより,他の生き物とは違って特別に造られたこと,すなわち神に似るように神のかたちに造られたことが示されている 8節では「エデンにある園」の意になっているが,15節,3:23,24,エゼ36:35,ヨエ2:3では簡潔に「エデンの園」の表現がとられ,イザ51:3,エゼ31:9,16,18では更に簡単に「エデン」と言われている.エゼ28:13,31:9では「神の園」と説明され,イザ51:3では「主の園」と言い換えられており,創13:10の「主の園」も「エデンの園」への言及である.このように「エデンの園」は「神(主)の園」であるが,それは神のためではなく人のために,人がそこに住むように造られた.〈見るからに好ましく食べるのに良いすべての木を生えさせた〉(9)(これは1:12にではなく1:29に対応する表現)が,そのことを如実に物語る.『ギルガメシュ叙事詩』などに出て来る異邦の神々の園が神々だけの住みかであり人の入園を固く拒むのと対照的である.聖書の神はご自分のためにはこのような場所を必要とされない.エデンはもともと「水の豊かに潤った所」の意味を持つ語ではなかったかと考えられており,エデンの園は水の潤った,美しい木々の生い茂る豊かな土地,至福の場所として描かれている(前述の引照箇所を参照).それは地上の楽園であり,その位置は4つの具体的な川により示されているが(10‐14),残念ながら第1,第2の川ピションとギホンの位置は定かでなく,従ってエデンの園の位置も不明である 園の中央には〈いのちの木〉と〈善悪の知識の木〉があった(9).神は善悪の知識の木からだけはその実を取って食べないようにと仰せられた(16‐17).それが生死にかかわることであった点から,善悪の知識の木は命の木でもあったと考えられるが(並列助詞「と」の意を表すヘブル語の接続詞は「すなわち」の意にも用いられる),3:22の記述から,やはり別々の木ととるのが妥当である.善悪の知識の木に何か不思議な力があり,その実に人を殺したり善悪の知識を与えたりする効力があるというのではない.善悪の知識は神の善悪の判断に由来する.人は善悪の知識を神の御声に聞き従うことにより得る.この真理に従って生きるようにと人に与えられたのが〈善悪の知識の木〉だったと考えられる.神の御声に聞き従わずこの木の実を食べるということは,人が神に代って自分で勝手に善悪の判断をし,自分の意のままに生きることを意味した.だから人がその木の実を食べた時,神は「人はわれわれのひとりのようになり,善悪を知るようになった」(3:22)と言われたのだろう 人は最初から人格者として他の人格者と交わって生きるように造られていた.人には特に彼にふさわしい━━彼と向かい合い彼と対を成す━━助け手が必要であった(18).動物はいずれも人にとってそのような存在ではなかった(19‐20).そのため女性が特別に人(アダム)の分身として造られた(21‐23).この神の創造のみわざに基づいて,人が男と女に造られた時から,結婚の制度が存続する(24,マタ19:4‐6,マコ10:6‐9,エペ5:31).女性が人(アダム)に与えられた時,人は女性を〈私の骨からの骨,私の肉からの肉〉(23)として認識した.「骨肉」という句は血縁関係を表すが(士9:2),最初の人アダムにとっては,女性は骨肉の最上級,「骨からの骨」「肉からの肉」であり,文字通り一心同体であった.アダムより後の結婚する男女にとっては,彼らの関係は血肉の上では決して近いものではなく,むしろ他人であるが,人格者としては創造のみわざに基づき骨肉の最上級で表現され,肉体的にも精神的にも被造物の間では最も近い関係にある.親子の関係より夫婦の関係が優先するのは,神の創造のみわざに基づく秩序である(24)人間が罪を犯す以前は,性も性の行為も少しも恥ではなく,それどころか人の営みのうちで神に最も祝福された部分であった(1:28).従って,人とその妻が互いに裸を恥しいと思わなかった(25)ということは,性の意識がなく性の営みがなかったという意味ではなく,恥の意識を生み出す罪をまだ経験していなかったということである(3:7)
問2
【口語訳】 二テモ 3:16.17
3:16 聖書は、すべて神の霊感を受けて書かれたものであって、人を教え、戒め、正しくし、義に導くのに有益である。 3:17 それによって、神の人が、あらゆる良いわざに対して十分な準備ができて、完全にととのえられた者になるのである。 【新共同訳】 二テモ 3:16.17
3:16 聖書はすべて神の霊の導きの下に書かれ、人を教え、戒め、誤りを正し、義に導く訓練をするうえに有益です。 3:17 こうして、神に仕える人は、どのような善い業をも行うことができるように、十分に整えられるのです。 【新改訳改訂3】 Ⅱテモ 3:16.17
3:16 聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。 3:17 それは、神の人が、すべての良い働きのためにふさわしい十分に整えられた者となるためです。 【リビング・バイブル】 Ⅱテモ 3:16.17
3:16 全体が神様の霊感によって書かれた聖書は、何が真理であり、何が悪であるかをよく教えてくれます。 また、私たちの生活をまっすぐにし、正しいことを行なう力を与えてくれます。 3:17 こうして神様は、私たちをあらゆる点で整え、すべての人に善を行なう力を、十分に授けてくださるのです。 注解 (聖書の達人2008聖書注解)
〈神の霊感による〉(「神のいぶきによる」欄外注)とは,聖書がその結果として生れたものということ.また有用性については,〈教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です〉と語る.〈義の訓練〉はとるべき正しい行動の訓練のこと.17節.聖書の持つ有用性の目的を示す.〈神の人〉とは,ここではテモテ等の働き人を言うが,すべてのクリスチャンにも当てはまる.聖書は,すべてのクリスチャンが神の求めておられる働きにふさわしい器となるために用いられるものである
【口語訳】 ルカ 21:36 これらの起ろうとしているすべての事からのがれて、人の子の前に立つことができるように、絶えず目をさまして祈っていなさい」。
【新共同訳】 ルカ 21:36 しかし、あなたがたは、起ころうとしているこれらすべてのことから逃れて、人の子の前に立つことができるように、いつも目を覚まして祈りなさい。」
【新改訳改訂第3版】 ルカ 21:36 しかし、あなたがたは、やがて起ころうとしているこれらすべてのことからのがれ、人の子の前に立つことができるように、いつも油断せずに祈っていなさい。」
【リビング・バイブル】 ルカ 21:36 少しでも油断してはいけません。 できることなら、こんな恐ろしい目を見ずに、わたしの前へ出られるように、熱心に祈りなさい。」 注解 (聖書の達人2008聖書注解)
〈の前に立つ〉は法廷用語で,再臨の〈人の子〉は裁判官(36,ダニ7:13‐14).最も重要な備えは〈祈って〉(36)いること
【口語訳】 マタ 6:25-34
6:25 それだから、あなたがたに言っておく。何を食べようか、何を飲もうかと、自分の命のことで思いわずらい、何を着ようかと自分のからだのことで思いわずらうな。命は食物にまさり、からだは着物にまさるではないか。 6:26 空の鳥を見るがよい。まくことも、刈ることもせず、倉に取りいれることもしない。それだのに、あなたがたの天の父は彼らを養っていて下さる。あなたがたは彼らよりも、はるかにすぐれた者ではないか。 6:27 あなたがたのうち、だれが思いわずらったからとて、自分の寿命をわずかでも延ばすことができようか。 6:28 また、なぜ、着物のことで思いわずらうのか。野の花がどうして育っているか、考えて見るがよい。働きもせず、紡ぎもしない。6:29 しかし、あなたがたに言うが、栄華をきわめた時のソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。 6:30 きょうは生えていて、あすは炉に投げ入れられる野の草でさえ、神はこのように装って下さるのなら、あなたがたに、それ以上よくしてくださらないはずがあろうか。ああ、信仰の薄い者たちよ。 6:31 だから、何を食べようか、何を飲もうか、あるいは何を着ようかと言って思いわずらうな。 6:32 これらのものはみな、異邦人が切に求めているものである。あなたがたの天の父は、これらのものが、ことごとくあなたがたに必要であることをご存じである。 6:33 まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう。 6:34 だから、あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だけで十分である。 【新共同訳】 マタ 6:25-34
6:25 「だから、言っておく。自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣服よりも大切ではないか。
6:26 空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか。 6:27 あなたがたのうちだれが、思い悩んだからといって、寿命をわずかでも延ばすことができようか。 6:28 なぜ、衣服のことで思い悩むのか。野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。働きもせず、紡ぎもしない。 6:29 しかし、言っておく。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。 6:30 今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらのことではないか、信仰の薄い者たちよ。 6:31 だから、『何を食べようか』『何を飲もうか』『何を着ようか』と言って、思い悩むな。
6:32 それはみな、異邦人が切に求めているものだ。あなたがたの天の父は、これらのものがみなあなたがたに必要なことをご存じである。 6:33 何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。 6:34 だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。」 【新改訳改訂3】 マタ 6 章
6:25 だから、わたしはあなたがたに言います。自分のいのちのことで、何を食べようか、何を飲もうかと心配したり、また、からだのことで、何を着ようかと心配したりしてはいけません。いのちは食べ物よりたいせつなもの、からだは着物よりたいせつなものではありませんか。 6:26 空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。けれども、あなたがたの天の父がこれを養っていてくださるのです。あなたがたは、鳥よりも、もっとすぐれたものではありませんか。 6:27 あなたがたのうちだれが、心配したからといって、自分のいのちを少しでも延ばすことができますか。 6:28 なぜ着物のことで心配するのですか。野のゆりがどうして育つのか、よくわきまえなさい。働きもせず、紡ぎもしません。 6:29 しかし、わたしはあなたがたに言います。栄華を窮めたソロモンでさえ、このような花の一つほどにも着飾ってはいませんでした。
6:30 きょうあっても、あすは炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこれほどに装ってくださるのだから、ましてあなたがたに、よくしてくださらないわけがありましょうか。信仰の薄い人たち。 6:31 そういうわけだから、何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、などと言って心配するのはやめなさい。6:32 こういうものはみな、異邦人が切に求めているものなのです。しかし、あなたがたの天の父は、それがみなあなたがたに必要であることを知っておられます。 6:33 だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。 6:34 だから、あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。 【リビング・バイブル】 マタ 6:25-34
6:25 ですから、食べ物や飲み物、着物のことで心配してはいけません。今、現に生きている、そのことのほうが、何を食べ、何を着るかということより、ずっと大事です。 6:26 空の鳥を見なさい。 食べ物の心配をしていますか。 種をまいたり、刈り取ったり、倉庫にため込んだりしていますか。 そんなことをしなくても、天の父は鳥を養っておられるでしょう。 まして、あなたがたは天の父にとって鳥よりはるかに価値があるのです。 6:27 だいたい、どんなに心配したところで、自分のいのちを一瞬でも延ばすことができますか。 6:28 また、なぜ着物の心配をするのですか。 野に咲いているゆりの花を見なさい。 着物の心配などしていないでしょう。 6:29 それなのに、栄華をきわめたソロモンでさえ、この花ほど美しくは着飾っていませんでした。 6:30 今日は咲いていても、明日は枯れてしまう草花でさえ、神はこれほど心にかけてくださるのです。 だとしたら、あなたがたのことは、なおさらよくしてくださるでしょう。 ああ、全く信仰の薄い人たち。 6:31 ですから、食べ物や着物のことは、何も心配しなくていいのです。 6:32 ほんとうの神を信じない人たちのまねをしてはいけません。 彼らは、このような物がたくさんあることを鼻にかけ、そうした物に心を奪われています。 しかし、天の父は、それらがあなたがたに必要なことは、よくご存じです。 6:33 神を第一とし、神が望まれるとおりの生活をしなさい。 そうすれば、必要なものは、神が与えてくださいます。 6:34 明日のことを心配するのはやめなさい。 神は明日のことも心にかけてくださるのですから、一日一日を力いっぱい生き抜きなさい。 注解 (聖書の達人2008聖書注解)
第1に,〈たいせつな〉(25)命や体を神が与えて下さっているのだから,食べ物や着物といった,より小さなものも神が備えて下さるはずである.第2に,〈空の鳥〉(26)は種まき,刈り入れ,倉に貯蔵するといったことをしないが,〈天の父がこれを養って〉(26)いるし,〈野のゆり〉は〈働きもせず,紡ぎもし〉(28)ないが,やはり神が美しく装っている.たちまち枯れてしまう草でさえソロモンの栄華(Ⅱ歴9章)に勝る装いが与えられている.それならば,鳥や草よりはるかに重要なご自身の子たちの世話を神がしないはずがない.第3に,思い煩うことは全く無駄なことである.私たちの命そのものが神の手の内にあり,私たちにはそれを延すことが出来ない.従って,第4に,思い煩いは性格の問題ではなく,信仰の問題となる.神を知らない異邦人なら,思い煩うのも不思議ではない.しかし,弟子たちが思い煩うなら,それは〈天の父〉(32)を信頼していない証拠となる.〈信仰の薄い人たち〉(30)〈ギ〉オリゴピストイは8:26,14:31,16:8でも用いられている.すべての必要を知っている天の父を信じているはずが,実際に困難に出会うとその信仰が機能しなくなる.だから問題や困難を見るのではなく,神に向かうことが重要である.その時,本当に心配しなければならないことは,別のところにあると気付かされる.〈神の国とその義〉(33),つまり神の支配の内にあること,神の御心にかなっていることこそ重要であることに気付く.そして神と正しい関係にあるなら,本当に必要なものは備えられていく.最後に〈あすのための心配は無用〉(34)である.今日も〈労苦〉のあることを覚え,それも神の手の中にあることを覚え,「ただ,この一事に励」(ピリ3:13)むことが大切である
【口語訳】 ヨハ 17:4 わたしは、わたしにさせるためにお授けになったわざをなし遂げて、地上であなたの栄光をあらわしました。
【新共同訳】 ヨハ 17:4 わたしは、行うようにとあなたが与えてくださった業を成し遂げて、地上であなたの栄光を現しました。
【新改訳改訂第3版】 ヨハ 17:4 あなたがわたしに行わせるためにお与えになったわざを、わたしは成し遂げて、地上であなたの栄光を現しました。
【リビング・バイブル】 ヨハ 17:4 わたしは、何もかも、あなたに言われたとおりやり遂げ、地上であなたの栄光を現わしました。 注解 (聖書の達人2008聖書注解)
3節は永遠の命についての注釈であるが,ここでは父なる神と御子とを知る知識と関連付けられる.もっとも,神を知るということは,単に神についての知識を持つということを意味しない.特に本書では御子を知る知識と父なる神を知る知識とは切り離すことが出来ない.なぜなら,父を知る知識は御子を通して与えられるからである.ここでは「子」と言う代りに〈イエス・キリスト〉という言葉が用いられる.この言葉は本書では1:17とここだけに用いられている
月曜日 裸であったが恥ずかしくなかった
問3
【口語訳】 創 2:20-25
2:20 それで人は、すべての家畜と、空の鳥と、野のすべての獣とに名をつけたが、人にはふさわしい助け手が見つからなかった。 2:21 そこで主なる神は人を深く眠らせ、眠った時に、そのあばら骨の一つを取って、その所を肉でふさがれた。 2:22 主なる神は人から取ったあばら骨でひとりの女を造り、人のところへ連れてこられた。 2:23 そのとき、人は言った。「これこそ、ついにわたしの骨の骨、/わたしの肉の肉。男から取ったものだから、/これを女と名づけよう」。 2:24 それで人はその父と母を離れて、妻と結び合い、一体となるのである。 2:25 人とその妻とは、ふたりとも裸であったが、恥ずかしいとは思わなかった。 【新共同訳】 創 2:20-25
2:20 人はあらゆる家畜、空の鳥、野のあらゆる獣に名を付けたが、自分に合う助ける者は見つけることができなかった。 2:21 主なる神はそこで、人を深い眠りに落とされた。人が眠り込むと、あばら骨の一部を抜き取り、その跡を肉でふさがれた。 2:22 そして、人から抜き取ったあばら骨で女を造り上げられた。主なる神が彼女を人のところへ連れて来られると、 2:23 人は言った。「ついに、これこそ/わたしの骨の骨/わたしの肉の肉。これをこそ、女(イシャー)と呼ぼう/まさに、男(イシュ)から取られたものだから。」 2:24 こういうわけで、男は父母を離れて女と結ばれ、二人は一体となる。 2:25 人と妻は二人とも裸であったが、恥ずかしがりはしなかった。 【新改訳改訂3】 創 2:20-25
2:20 人はすべての家畜、空の鳥、野のあらゆる獣に名をつけた。しかし人には、ふさわしい助け手が見つからなかった。 2:21 神である【主】は深い眠りをその人に下されたので、彼は眠った。そして、彼のあばら骨の一つを取り、そのところの肉をふさがれた。 2:22 神である【主】は、人から取ったあばら骨をひとりの女に造り上げ、その女を人のところに連れて来られた。 2:23 人は言った。「これこそ、今や、私の骨からの骨、私の肉からの肉。これを女と名づけよう。これは男から取られたのだから。」 2:24 それゆえ男はその父母を離れ、妻と結び合い、ふたりは一体となるのである。 2:25 人とその妻は、ふたりとも裸であったが、互いに恥ずかしいと思わなかった。 【リビング・バイブル】 創 2:20-25
2:19 -20そこで、土からあらゆる種類の動物と鳥を造り、アダムのところへ連れて来て、名前をつけさせました。 それぞれみな、アダムがつけたとおりの名前をもらいましたが、アダムの助けになるようなものは見あたりません。 2:21 そこでアダムをぐっすり眠らせ、その体から肋骨を一本取り出すことにしました。 取ったあとをきちんとふさぐと、 2:22 その骨で女を造り、彼のところへ連れて来ました。 2:23 「ああ、これならぴったりです!」 アダムは思わず叫びました。 「まさに私の半身です。 そうだ、『男』から造ったのだから、『女』と呼ぶことにしますよ(一種の語呂合わせ。ヘブル語では男をイーシュ、女をイシャーと言う)。」 2:24 人が両親のもとを離れて妻と結ばれ、二人が一体となるのは、こうした背景があるからです。 2:25 ところで、この時にはまだ、二人とも裸でした。 それでも別に気まずい思いもせず、恥ずかしくもありませんでした。 注解 (聖書の達人2008聖書注解)
そのため女性が特別に人(アダム)の分身として造られた(21‐23).この神の創造のみわざに基づいて,人が男と女に造られた時から,結婚の制度が存続する(24,マタ19:4‐6,マコ10:6‐9,エペ5:31).女性が人(アダム)に与えられた時,人は女性を〈私の骨からの骨,私の肉からの肉〉(23)として認識した.「骨肉」という句は血縁関係を表すが(士9:2),最初の人アダムにとっては,女性は骨肉の最上級,「骨からの骨」「肉からの肉」であり,文字通り一心同体であった.アダムより後の結婚する男女にとっては,彼らの関係は血肉の上では決して近いものではなく,むしろ他人であるが,人格者としては創造のみわざに基づき骨肉の最上級で表現され,肉体的にも精神的にも被造物の間では最も近い関係にある.親子の関係より夫婦の関係が優先するのは,神の創造のみわざに基づく秩序である(24) 人間が罪を犯す以前は,性も性の行為も少しも恥ではなく,それどころか人の営みのうちで神に最も祝福された部分であった(1:28).従って,人とその妻が互いに裸を恥しいと思わなかった(25)ということは,性の意識がなく性の営みがなかったという意味ではなく,恥の意識を生み出す罪をまだ経験していなかったということである(3:7)
◆
【口語訳】 マタ 10:26 だから彼らを恐れるな。おおわれたもので、現れてこないものはなく、隠れているもので、知られてこないものはない。
【新共同訳】 マタ 10:26 「人々を恐れてはならない。覆われているもので現されないものはなく、隠されているもので知られずに済むものはないからである。
【新改訳改訂第3版】 マタ 10:26 だから、彼らを恐れてはいけません。おおわれているもので、現されないものはなく、隠されているもので知られずに済むものはありません。
【リビング・バイブル】 マタ 10:26 しかし、脅迫する者たちを恐れてはいけません。 やがてほんとうのことが明らかになり、彼らがひそかに巡らした陰謀は、すべての人に知れ渡るからです。
火曜日 テスト
問4
【口語訳】 創 2:15-17
2:15 主なる神は人を連れて行ってエデンの園に置き、これを耕させ、これを守らせられた。 2:16 主なる神はその人に命じて言われた、「あなたは園のどの木からでも心のままに取って食べてよろしい。 2:17 しかし善悪を知る木からは取って食べてはならない。それを取って食べると、きっと死ぬであろう」。 【新共同訳】 創 2:15-17
2:15 主なる神は人を連れて来て、エデンの園に住まわせ、人がそこを耕し、守るようにされた。
2:16 主なる神は人に命じて言われた。「園のすべての木から取って食べなさい。 2:17 ただし、善悪の知識の木からは、決して食べてはならない。食べると必ず死んでしまう。」 【新改訳改訂3】 創 2:15-17
2:15 神である【主】は人を取り、エデンの園に置き、そこを耕させ、またそこを守らせた。 2:16 神である【主】は人に命じて仰せられた。「あなたは、園のどの木からでも思いのまま食べてよい。
2:17 しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるとき、あなたは必ず死ぬ。」 【リビング・バイブル】 創 2:15-17
2:15 神様は、人をエデンの園の番人にし、その管理を任せました。 2:16 -17ただし、一つだけきびしい注意がありました。 「園の果物はどれでも食べてかまわない。 だが『善悪を判断する力のつく木』の実だけは絶対にいけない。 それを食べると、正しいこととまちがったこと、よいことと悪いことの区別について、自分勝手な判断を下すようになるからだ。そんなことになったら、必ず死ぬ。」 注解 (聖書の達人2008聖書注解)
園の中央には〈いのちの木〉と〈善悪の知識の木〉があった(9).神は善悪の知識の木からだけはその実を取って食べないようにと仰せられた(16‐17).それが生死にかかわることであった点から,善悪の知識の木は命の木でもあったと考えられるが(並列助詞「と」の意を表すヘブル語の接続詞は「すなわち」の意にも用いられる),3:22の記述から,やはり別々の木ととるのが妥当である.善悪の知識の木に何か不思議な力があり,その実に人を殺したり善悪の知識を与えたりする効力があるというのではない.善悪の知識は神の善悪の判断に由来する.人は善悪の知識を神の御声に聞き従うことにより得る.この真理に従って生きるようにと人に与えられたのが〈善悪の知識の木〉だったと考えられる.神の御声に聞き従わずこの木の実を食べるということは,人が神に代って自分で勝手に善悪の判断をし,自分の意のままに生きることを意味した.だから人がその木の実を食べた時,神は「人はわれわれのひとりのようになり,善悪を知るようになった」(3:22)と言われたのだろう
問5
【口語訳】 創 3:1-4
3:1 さて主なる神が造られた野の生き物のうちで、へびが最も狡猾であった。へびは女に言った、「園にあるどの木からも取って食べるなと、ほんとうに神が言われたのですか」。 3:2 女はへびに言った、「わたしたちは園の木の実を食べることは許されていますが、 3:3 ただ園の中央にある木の実については、これを取って食べるな、これに触れるな、死んではいけないからと、神は言われました」。 3:4 へびは女に言った、「あなたがたは決して死ぬことはないでしょう。 【新共同訳】 創 3:1-4
3:1 主なる神が造られた野の生き物のうちで、最も賢いのは蛇であった。蛇は女に言った。「園のどの木からも食べてはいけない、などと神は言われたのか。」 3:2 女は蛇に答えた。「わたしたちは園の木の果実を食べてもよいのです。 3:3 でも、園の中央に生えている木の果実だけは、食べてはいけない、触れてもいけない、死んではいけないから、と神様はおっしゃいました。」 3:4 蛇は女に言った。「決して死ぬことはない。 【新改訳改訂3】 創 3:1-4
3:1 さて、神である【主】が造られたあらゆる野の獣のうちで、蛇が一番狡猾であった。蛇は女に言った。「あなたがたは、園のどんな木からも食べてはならない、と神は、ほんとうに言われたのですか。」 3:2 女は蛇に言った。「私たちは、園にある木の実を食べてよいのです。 3:3 しかし、園の中央にある木の実について、神は、『あなたがたは、それを食べてはならない。それに触れてもいけない。あなたがたが死ぬといけないからだ』と仰せになりました。」 3:4 そこで、蛇は女に言った。「あなたがたは決して死にません。
【リビング・バイブル】 創 3:1-4
3:1 さて、神様が造ったものの中で、蛇が一番ずる賢ぱ物でした。蛇は女に、ことば巧みに話をもちかけました。 「ほんとうにそのとおりなんですかねえ? いえね、ほかでもない、園の果物はどれも食べちゃいけないって話ですよ。 なんでも神様は、これっぽっちも食べちゃいけないと言ったっていうじゃないですか。」 3:2 -3「そんなことないわ。 食べるのはちっともかまわないのよ。ただね、園の中央にある木の実だけは、食べちゃいけないの。 そればかりか、さわってもいけないんですって。 さもないと、死んでしまうって、神様がおっしゃったわ。」 3:4 「へえーっ、でも、そいつは嘘っぱちですぜ。 死ぬだなんて、でたらめもいいところだ。 注解 (聖書の達人2008聖書注解)
異邦の世界では蛇が健康,豊穣,不死,知恵,悪などをつかさどる神の権化として崇拝されていたのに対し,ここでは蛇が狡猾ではあるが神が造った野の獣の1つにすぎないと明言されているのは示唆に富む.その動物が人と会話をし,人を誘惑し罪に陥れる.人が支配するはずの動物(1:28)とは様子が違う.その背後に蛇を使う存在,サタンを考えざるを得ない(Ⅱコリ11:3,13‐15).動物が物を言うもう1つの聖書での例は民22章のバラムのろばの場合で,そこでは神が「ろばの口を開かれたので」(民22:28)ろばが語り始めた.ここでも蛇の背後の存在,サタンが蛇に語らせたのかもしれない.あるいは人の堕罪以前は,人の言葉であってもなくても,何らかの方法で人と動物とのコミュニケーションがうまく行われたのかもしれない.人が動物に名前を付けて(2:19‐20)完全に支配し治める(1:282)ことが出来たゆえんであろう 蛇は人の誘惑に際し,一心同体ではあるが,神から直接には命令を受けていない「助け手」,女性を用いた.蛇は神の言葉を改ざんし,神が人を束縛する存在であるかのような印象を与え(1),神の唯一の禁令を過度に意識させる.〈それに触れてもいけない〉(3)を付け加えて神の言葉を変えてしまった女の発言に,女の意識過剰が見られる
水曜日 新しい衣服
問6
【口語訳】 創 3:6-11
3:6 女がその木を見ると、それは食べるに良く、目には美しく、賢くなるには好ましいと思われたから、その実を取って食べ、また共にいた夫にも与えたので、彼も食べた。 3:7 すると、ふたりの目が開け、自分たちの裸であることがわかったので、いちじくの葉をつづり合わせて、腰に巻いた。 3:8 彼らは、日の涼しい風の吹くころ、園の中に主なる神の歩まれる音を聞いた。そこで、人とその妻とは主なる神の顔を避けて、園の木の間に身を隠した。 3:9 主なる神は人に呼びかけて言われた、「あなたはどこにいるのか」。 3:10 彼は答えた、「園の中であなたの歩まれる音を聞き、わたしは裸だったので、恐れて身を隠したのです」。 3:11 神は言われた、「あなたが裸であるのを、だれが知らせたのか。食べるなと、命じておいた木から、あなたは取って食べたのか」。 【新共同訳】 創 3:6-11
3:6 女が見ると、その木はいかにもおいしそうで、目を引き付け、賢くなるように唆していた。女は実を取って食べ、一緒にいた男にも渡したので、彼も食べた。 3:7 二人の目は開け、自分たちが裸であることを知り、二人はいちじくの葉をつづり合わせ、腰を覆うものとした。3:8 その日、風の吹くころ、主なる神が園の中を歩く音が聞こえてきた。アダムと女が、主なる神の顔を避けて、園の木の間に隠れると、 3:9 主なる神はアダムを呼ばれた。「どこにいるのか。」 3:10 彼は答えた。「あなたの足音が園の中に聞こえたので、恐ろしくなり、隠れております。わたしは裸ですから。」 3:11 神は言われた。「お前が裸であることを誰が告げたのか。取って食べるなと命じた木から食べたのか。」 【新改訳改訂3】 創 3:6-11
3:6 そこで女が見ると、その木は、まことに食べるのに良く、目に慕わしく、賢くするというその木はいかにも好ましかった。それで女はその実を取って食べ、いっしょにいた夫にも与えたので、夫も食べた。 3:7 このようにして、ふたりの目は開かれ、それで彼らは自分たちが裸であることを知った。そこで、彼らは、いちじくの葉をつづり合わせて、自分たちの腰のおおいを作った。 3:8 そよ風の吹くころ、彼らは園を歩き回られる神である【主】の声を聞いた。それで人とその妻は、神である【主】の御顔を避けて園の木の間に身を隠した。 3:9 神である【主】は、人に呼びかけ、彼に仰せられた。「あなたは、どこにいるのか。」 3:10 彼は答えた。「私は園で、あなたの声を聞きました。それで私は裸なので、恐れて、隠れました。」 3:11 すると、仰せになった。「あなたが裸であるのを、だれがあなたに教えたのか。あなたは、食べてはならない、と命じておいた木から食べたのか。」 【リビング・バイブル】 創 3:6-11
3:6 言われてみれば、そう思えないこともありません。 それに、その実はとてもきれいで、おいしそうなのです。 「あれを食べたら、何でもよくわかるようになるんだわ。」 そう思いながら見ていると、もう矢も盾もたまらなくなり、とうとう実をもいで、食べてしまいました。 ちょうどそばにいたアダムにも分けてやり、いっしょに食べたのです。 3:7 はっと気がついたら、二人とも裸ではありませんか。 急に恥ずかしくてたまらなくなりました。 何とかしなければなりません。 間に合わせに、いちじくの葉をつなぎ合わせ、腰の回りをおおいました。 3:8 その日の夕方のことです。 神様が園の中を歩いておられる気配がしたので、二人はあわてて木陰に隠れました。 3:9 神様の呼ぶ声が聞こえます。 「アダム、なぜ隠れるのだ。」3:10 「神様がおいでになるのに裸だったからです。 こんな姿はお見せできません。」 3:11 「なにっ、裸だということを、いったいだれが教えた? さては、あれほど食べるなと言ったのに、あの木の実を食べたのだな。」 注解 (聖書の達人2008聖書注解)
(6)感覚に惑わされて,ついにその実を食べ,夫にも食べさせた.その結果,彼らの目が開かれたのは,自分たちの裸,すなわち自分たちの恥に対してであった.彼らは確かに神のようになり(22),自分の基準で善悪を定めるようになったものの,それまで神への従順により享受していた真の知識は失われ,自分のみならず他の被造物にも罪による不合理を招き入れることになった(ロマ5:12,8:19‐22) 神がすべてを見通し,すべてを知ってお
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